顎関節症治療
顎関節症は、あごを動かしたときに起こる関節痛、関節雑音、
顎運動制限などの傷害の総称を言います。
顎関節症のタイプには
1 筋肉の異常=最も多いタイプで下顎を動かしている筋肉の痛みや
不快感を感じます。
2 顎関節内部の異常=顎関節の中で捻挫のような状態が生じたり
関節内の軟骨がずれたりしています。
3 骨の変形=主に下顎骨が変形し周囲の炎症を伴って痛みや
雑音を生じます。
原因
主な原因は不正咬合、つまり八重歯や乱杭歯のような歯並びの悪さが
原因の場合や入れ歯が合わなくなって起こる場合などで
噛み合わせがズレ、あごがズレて起こる。
虫歯が有るときや痛みが有るとき、またちょっとした不快感でも
無意識のうちに、顎をずらして噛むようになります。
こうした片がみ(片方だけで噛む)によって起こる。
抜いた歯をそのままにして、残った歯が傾いたり、伸びたりして、無理に
噛み合わせをしようとします、この無理が顎を変位させます。
また、かぶせ物をしたり、義歯を入れて何年かたち
すりへったりして、起こる場合もあります。
その他、頭蓋骨をはじめ、体全体のバランスを崩している為に、
自然治癒力が低下しているときや、姿勢の悪さから来る身体の歪み、
打撲などがあります。
また、原因のひとつに現代人がかかえる多種多様な
心理的ストレスが誘因となる場合が有ります。
* 歯科での検査
噛み合わせにチェック
顎の関節のレントゲン検査
顎の筋肉の検査
顎の動きの検査
*治療
虫歯や歯周病、入れ歯をチェック
したうえで顎の治療をします。
身体のバランス調整
頭蓋骨の調整
噛み合わせの調整
顎の位置補正装置の使用(スプリント療法)
顎の体操
歯並びの治療